auひかりV(5G)の回線で、Dream Machine Special Edition (UDM SE)で構築したネットワークでIPv6を利用できるように設定する方法を紹介します。
構成
構成は至ってシンプルで、HGWの後ろにUDM SEを置いています。
HGW(Aterm BL3000HM)はONUとルータが内蔵されており、そこからさらにUDM SEを置くと二重ルータとなってしまいます。2023年2月現在、UniFi製品はIPoEに対応していないので、auひかり以外にしたとしても5GbE/10GbEの環境でUniFiを使いたいなら、二重ルータは避けられないはず・・・
一応、各リンク載せておきます。
- auひかりV(5G)
- HGW
- Dream Machine Special Edition (UDM SE)
HGWの設定
IPv6ルーティング設定 でルーティングを追加
設定例
- 宛先ネットワーク:
3ffe:ffff:1000::/64
- リンクローカルアドレス:
fe80::1
- インターフェイス:
LAN
DHCPv6サーバ設定
「配布する情報」を「RA:プレフィックス配布 DHCPv6:プレフィックス/IPv6アドレス配布」に設定します。
UDM SE
InternetでIPv6をDHCPv6で有効化する
NetworksでIPv6を有効化する
「DHCPv6/RDNSS DNS Control」は必須ではないですが、設定するとDNS6が有効化されます。IPv6のDNSは以下のサイトから探せます。
- https://blog.halpas.com/archives/4502
- https://www.osradar.com/the-best-dns-servers-with-ipv6-for-fast-surfing/
検証
以下のサイトにアクセスしてIPv6通信できているか確認してみましょう!